戸建て投資 経費
地方エリアで戸建て5戸を運営している独身大家です。
このページでは戸建て投資 経費をすべてピックアップしていきます。
私は個人事業主で大家業を営んでおり記帳については会計ソフト「弥生会計スタンダート」を使用しています。
不動産経営にかかる経費の種類と相手勘定科目名をご紹介します。
保険料
火災保険(地震保険含む)
相手勘定科目:損害保険料
税金
- 不動産取得税
- 固定資産税
相手勘定科目:租税公課
減価償却費
建物本体の減価償却は減価償却費として計上します。
私が得意とする築22年以上の木造戸建ての場合は4年償却になります。
また、土地は減価償却できません。
相手勘定科目:減価償却費
リフォーム代
入居者が退去した時や、空き家を購入してからのリフォーム代、
セルフリフォームに掛かった材料費また、リフォームコストを下げるために自分でできる箇所はセルフリフォームしています。
特に、壁紙を貼る、フロアタイルを貼る、シャター塗装、ベランダ塗装などは自分でできるリフォームじゃないでしょうか?
当然、これらにかかった材料費や備品代の費用は戸建て投資の経費として計上できます。
相手勘定科目名:修繕費
シロアリ駆除費
あとは入居中に起こったトラブル対応費ですね。
私が経験したのは物件5号でヤマトシロアリが異常発生したので、そのシロアリの駆除をシロアリ駆除業者に依頼したので約9万円しました。
また、物件3号では入居者さんから雨漏りがするようになったとのクレームを受けたので雨漏りの修繕費が約5万円かかりました。
相手勘定科目名:修繕費
広告宣伝費
空室になった時に入居者さんを募集する際に、不動産会社の客付け営業に依頼することになりますが、私は広告料(AD)として家賃の1~2ヵ月分を仲介会社にお支払いしています。
この広告費も戸建て投資の広告宣伝費として計上できます。
相手勘定科目:宣伝広告費
管理費
無事に入居者を募集できたとして、入居者さんの管理を管理会社に依頼した場合は管理費も経費に計上できます。
戸建ての場合は管理料は家賃の3~5%が相場です。
ただ、エイブルさんのように家賃の10%!という高めの管理会社もあるので、そこは不動産会社と値引き交渉の余地はあると思います。
相手勘定科目名:外注管理費
戸建ての場合は独立しているのでこれだけの経費で済みますが、アパートやマンションの場合は
上記以外に以下のような経費がかかります。
普通は雑草を刈る費用、エントランスや共通廊下などがあるので毎月の清掃費がかかります。
自分で清掃して清掃費を浮かし頑張っている大家さんもいますが、時間的に忙しいサラリーマン大家さんだと実質的に無理じゃないでしょうか?
戸建ての場合はそこに住んでいる入居者さまがやってくれる場合がほとんどなのでこれらはかかりません。
共通部分の電気代や水道代、エレベーターがあるマンションであればエレベーターのメンテナンス代も掛かります。
また、貯水層の掃除代などのメンテナンス代も必要ですね。
このようにアパートやマンションに掛かる経費率は戸建てよりもかなりアップします。
戸建て専門投資家の私がアパート投資やマンション投資に積極的になれない理由は経費率が高すぎるという面もあります。
利息
結構知らない人がいるのは融資のローン返済分は経費になりません。
経費に計上できるのはローンの中の利息分だけになりますので、ご注意を。
相手勘定科目:借入金利子
勉強代・セミナー代
不動産投資に関連する本や雑誌を買ったり大家塾などの有料セミナー代、セミナー会場へ行く際の交通費なども経費として計上できます。
相手勘定科目:取材費
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